【アドカレ∁】特別企画 NBAの魅力についてヲタク文脈で語ってみた

皆様こんにちは。今年もアドカレの季節がきましたね。しかし、今年のアドカレはいつもと様相が違い、裏企画としてふるよにに一切関係ない内容による裏アドカレが勃発しております。

という訳で毎年参加している僕も、せっかくなので裏アドカレにも参加させていただきます。

今回の記事はNBAの魅力についてヲタク文脈で語ってみた』です。

 

 

※注意

本記事はへくとぱ氏主催のふるよにアドカレの裏企画となっており、基本的にボドゲ界隈で絡みがある人向けにNBAを布教するための記事です。

そのため、一般の人向けにおススメするための記事では無いうえに、めっちゃカードゲーム用語とか連発しまくってる内輪向け記事である事をご理解下さい。

うっかりガチのNBAクラスタの人が見つけてもキモいとかクレーム入れに来ないでください。

 

 

※ついでの注意

今回の記事はバスケのルール及び用語が少しはわかるという前提で書かれている部分があります。

レベル感で言うとスラムダンク黒子のバスケあひるの空ロウきゅーぶ(諸説)のどれかを多少読んだことがあればわかるくらいの専門性で喋ります。

 

 

 

序章「そもそもシンプルにNBAの魅力は?」

 

さて皆さん、スポーツ観戦の趣味はお持ちでしょうか?

個人的な感覚の話になるのですが、ボードゲームやカードゲームというインドア趣味が共通点の僕の周りの人でも、一つや二つは恒常的に見ているスポーツがある人が多いように思えます。

しかし、スポーツの種類を見ていくと結構偏りが多い様に感じており、よく聞くのは野球・サッカー、次点でバレーボールや卓球などで、他にも1年に1回ある箱根駅伝は毎年見ていてそれに付随してマラソンも見ているなど、やはりテレビで取り扱いの多いスポーツが強い印象があります。

ところで皆さん。最近テレビであるスポーツを扱う時間が増えたと思いませんか?そう、バスケットボールです。これには色々理由があるのですが、一番の理由は日本バスケが急成長しているという点です。

急成長の理由の一つ目はプロリーグであるBリーグがここ数年で整備され、盛り上がってるという事です。整備されただけで盛り上がるのか?という疑問はあるかと思いますが、まあ日本バスケは10年位前まで色々あったんです。

ただ僕がBリーグはあんまり詳しく無いことと今回の本題とはズレるのでここでは割愛します。国内のリーグが二つに分裂して世界大会から追放されたとかヤバい話は色々あるのですがそちらは各々調べてください。

 

そしてもう一つの理由、それがNBAに挑戦している日本人選手の存在です。

NBAとは何ぞや?という疑問がある人もいるかもしれないのでざっくり説明しますが、北アメリカ(ほぼアメリカ)のバスケのプロリーグで、世界最高峰のプロバスケリーグとされているリーグ、要するに野球で言うところのMLB(メジャーリーグ)です。

そんなNBAのチームに現在日本人が八村塁河村勇輝の2人契約しており、ここ2年まで範囲を広げると今年からBリーグに帰ってきた渡邊雄太が加わって3人の選手が契約していました。

たった2-3人でそんなに盛り上がるべき事なのか?と思う方がいるかもしれませんが、そもそもNBAの80年弱の歴史の中で5人以上NBA選手を輩出した国が20か国強しかありません。なので同時期に2-3人輩出しているという事実だけで相当な上振れなのです。

 

ではそもそも、何故そんなに狭き門なのでしょうか?アメリカのリーグだからアメリカ人以外は入りにくいから?それは当然あります。しかしそんな事よりももっと単純なことがあります。それは、所属している選手がマジのバケモンだらけだということです。

このNBAというリーグ、選手の身体能力の高さで言えば客観的に見て恐らく全スポーツでもトップ3に入る運動能力を持っています。

NBA選手の平均身長はなんと199.4cm!しかも陸上の跳躍競技の選手並みのジャンプ力、格闘選手並みのパワー、短距離走の選手並みのスピードを持った選手もいます。ちなみに他のスポーツとの身長比較だと、サッカーのW杯出場選手が平均183cm、日本のプロ野球が平均182cmでメジャーリーグが平均188cm、日本人にはお馴染みの大谷翔平でも193cmです。その他の身長が必要なスポーツで言うと男子バレーボールのオリンピックの平均身長が197.6cm。マジの巨人だらけという事がよくわかるかと思います。

そして、そんな巨人たちがするプレーはどんなものなのか?簡潔に言うとマジで漫画みたいなプレーをします。

 

さて、ヤバいプレーが横行するバスケ漫画と言えば何が思い浮かぶでしょうか?そうですね、黒子のバスケですね。2010年代前半をスポーツ漫画であるこの作品ですが、ジャンプ漫画らしくド派手で現実離れした神業が横行しており、特にキセキの世代はチート級の能力者ばかりだったかと思います。しかし、皆さんに驚愕の事実があります。

NBAにはキセキの世代が実装済みです。

 

 

まずは主人公の一人である火神。画像のメテオジャムなど派手なダンクが持ち味の選手でしたね。

 

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こちらのメテオジャム、概ね実装済みです。

 

 

次にキセキの世代のセンター紫原。高さと長さを生かした圧倒的な守備範囲が持ち味の選手でしたね。

 

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現実のセンターはもっとデカくて長いです。

 

 

作中で一番現実離れしてるとも言われる緑間。流石にこれの実装は…

 

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実装済みどころか緑間よりムズイシュート打つしなんならPGなので赤司までインストールされてます。

 

といったようにまあヤバい人しかいません。こんなヤバい選手たちのヤバいプレーを見る事が出来るのがNBAのシンプルな魅力です。

 

 

さて、ここまでNBAの一般的な魅力を語ってきました。ですがこれだけだとただNBAの魅力を浅~く紹介しただけの記事になってしまいます。

という訳で今回の本題である、ヲタク文脈で魅力を語るフェイズに入ります。

 

 

1章「NBAにはメタゲームがある」

 

初っ端から意味不明なタイトルで始まりましたが、そもそもスポーツにおいてメタゲームは明確に存在します。カードゲームで環境トップのデッキのエースカードにメタを張るように、相手に強いエースがいたらそのエースを守れる選手(メタカード)を投入する、みたいな事なんてよくあります。

さて、ここでNBAにおけるメタゲームの変遷について語っていくのですが、バスケというスポーツにおいてトップメタと呼べる選手はどんな選手でしょうか?そうです、デカい奴です。高い位置に付いているリングにボールを入れる競技なんですからこれは当然の話で、そんなデカい奴に対するメタも当然デカい奴あり、サイズの大きさはそのまま強さに直結していました。

 

↑田岡監督もこう言っている

 

実際NBAにおいても発足後から長くこの傾向は長く続いており、1980年頃まではMVP選手のほとんどが一番身長が必要なポジションであるセンターでした。その後、かの有名なマイケル・ジョーダンが登場するなど、センター以外のスーパースターも増えていきましたが、結局デカい奴がメタ的に有利だという事は変わりませんでした。

しかし、2000年代になるにつれて徐々にメタゲームに変化が訪れ始めます。この辺りでディフェンスルールの改正が入った事で、ガードやフォワードの選手がスピードを生かしてドリブルで切り込んでいく攻撃がしやすくなりました。

その結果、徐々に増え始めていたセンター以外のスーパースターが更に数を増やし始め、高さやパワーがメタの中心だったところに、スピードが環境での重要性を増していきました。

そんな中、2010年代になると今までのメタゲームを過去のものにする、メタゲームの革命が起きます。それが3ポイント革命であり、そこから生まれた戦術、スモールボールです。

実はバスケと言うスポーツには元々3ポイントシュートという概念は無く、NBAに導入されたのも1980年からでした。導入された当初は味変の程度にしか考えられておらず、導入5年後の1チーム辺りの平均試投数*1は僅か2.4本で10年後でも6.6本しかありませんでした。とはいえ年々その試投数は増え続けていき、2000年代半ばにはリーグの平均試投数は15本程度に、中には一人で平均8本程度打つ選手も現れました。

そしてその流れを加速度的に進化させる選手が現れます。それが先程紹介しました、リアル緑間(赤司インストール)ことステフィン・カリー、彼の登場によって瞬く間に環境は一変。

その姿は遊戯王のデモンスミス、デュエマのサガ、MTGのナドゥを彷彿とさせるものでした。

今までは年間82試合*2で決めた3ポイントの数が200本を越えるシューターすら早々いなかった所を、カリーは1年間に402本の3ポイントを決めるという化け物じみた成績を残してMVPを獲得。カリーの率いるゴールデンステイト・ウォリアーズは2015年から2019年の5年間連続でNBAファイナル*3に進出し、そのうち3回で優勝を果たしました。

このウォリアーズはカリー以外にも3ポイントの上手な選手を揃えており、外からのシュートを攻撃の主体とした戦術で一つの時代を作ったのでした。

 

そんな彼らの影響を受け、模倣するチームが大量発生。センターポジションにもスリーの精度や外でのディフェンスが求められるようになり、小柄な選手がセンターを務めるスモールボールはトップメタへと登りつめます。

中には本来ガードでもおかしくないような選手をセンターで起用するマイクロボールとかいうより尖ったガンギマリ構築を披露するチームまで登場。実際に一定の成果を上げました。*4

こうして3ポイントが爆発的に作戦に組み込まれるようになった結果、近年では1チーム平均35本前後試投されるようになるのでした。

 

しかしながら、こういった戦術で優勝まで手が届いたチームは本家のウォリアーズだけでした。

その理由はいくつかあり、まず単純にウォリアーズのチームの完成度があまりにも高すぎて他のチームが勝てなかった事。3ポイント主体の戦術はシュートの調子の良し悪しに大きく左右されるため、レギュラーシーズンはまだしも各ラウンド4本先取のトーナメントであるプレーオフで下振れを引いた時に爆散する事。そして、もう一つのトップメタである何でもできる大型スーパーエースにボコられるという点です。

 

先程のスモールボールが流行った背景に、シュートは肉体的に優れていない(当社比)選手でも努力によって改善しやすく、肉体的な才能に恵まれた選手よりは市場全体で数が多く揃えやすいというメリットがあります。しかし、元も子もない話ですがクソデカくてパワーゴリゴリで何でも出来る奴がいたら当然それが最強です。

実際そんなチート選手でのゴリ押しが有効なのは歴史が証明しており、ウォリアーズ以外の近年の優勝は当時の環境トップクラスと呼んで差し支えないスーパーエースが大暴れして優勝しています。なんなら、ウォリアーズの優勝のうちの2回は当時環境で1-2を争うスターをうっかり加入してしまうというトップメタ×トップメタとかいうアルティメットチームが爆誕しており、強い奴は強いという当たり前のメタもまた存在しているのです。

 

さて、なんやかんやデカくて何でも出来る奴が最強だという一つの結論が出たわけですが、そしたらそういう奴をめっちゃ集めたら最強では?という疑問が生まれるのではないでしょうか。

その疑問に対する答えこそが、このNBAのチーム運営の難しさであり、ファンが一つの楽しみとして見ていられる要素なのです。

 

 

2章「NBAのチーム作りはコスト制限付きのデッキ構築である」

 

先程の問いに対する答えとなるルールがNBAには導入されています。それはサラリーキャップルールです。

このサラリーキャップは何物なのか。それはチームを一つのデッキだとした場合、デッキのコスト上限です。そしてそのコストとは選手の年棒です。

特に何の制約が無い場合、資金の潤沢な大都市のチームに良い選手が集ってしまうため、実際にこの制度が導入される前は大都市の名門チームが何度も連覇しまくってました。

例えば、現在のNBAで上位の年棒の選手はサラリーキャップの35-40%にあたる年棒を得ています。*5つまりこういった選手は単純計算で3人も4人も抱えられません。バスケは比較的エースの力でどうにかなりがちなスポーツですが、それでも控えがコモンカードだらけではいざという時にどうにもなりません。そのため、ある程度のバランスが求められるのです。

そしてこの制度の厄介な所は、年棒はそのまま強さ順ではないという点です。例えばリーグの規定上、一定以上の年数をプレイしている選手ほど高い契約を結びやすくなります。長くプレイしている選手は非常に濃厚な経験を持っている反面、年齢による衰えや怪我のリスクも増えます。それでなくても強い選手と長めの高額契約*6を結んだのに、契約期間中に大怪我を負ってしまったらコストに見合った活躍は出来なくなります。かといってこれらのリスクを嫌って高額契約を避けては他のチームに逃げられてしまう可能性もあります。

また、選手のトレードにおいてもこの制度は大きく影響してきます。例えばチームAが年棒2億円の選手P*7を放出してチームBの年棒12億円の選手Qを獲得しようとします。この時、チーム同士でどれだけこのトレードに前向きだったとしても、チームAのサラリーキャップが上限だった場合トレード出来ません。そのためチームAはプラスで10億円分の選手をくっつけてトレードする必要があるのです。*8

 

この様に、コスト内で強いデッキビルドをしていく事がチーム運営の手腕であり、ファン目線でも他のチームの選手を見るときに、手頃な値段で活躍する選手に恋い焦がれるのです。

ちなみにこれらのルールはアメリカのスポーツではよく使われており、MLBなどでも使われています。これを理解すると大谷翔平の後払い契約がいかに悪魔的かが理解出来ると思います。*9

 

さて、ここまでの話を聞くと、高めで契約をした選手が全然活躍出来なかったり大きな怪我をしてしまった場合、チームとしてどうにもならないのでは?という疑問があります。しかし、これをどうにかしてくれるチームもまた存在しているのです。

 

 

3章「わざと負けてガチャを引こう!」

 

またしてもとんでもないタイトルですが、NBAにはなんとチームとしてわざと負けに行ってるチームが存在します。こういった行為はタンクと呼ばれ、毎年30チーム中最低2-3チームはタンクしています。

しかし、何年もそういう方針でやっているわけではありませんし、何なら所属する選手は全力でプレーしています。ではどういう事かというと、チームの構成をわざと弱くして、若手に出場機会を与えながらチームの順位を無理矢理下げる方向に向かわせているのです。

 

これだけ聞くと若手の成長のためにやっているように感じるかもしれませんがそれだけではありません。チームを弱くするとガチャ権の質が上がるのです。

NBAでは毎年6月に新人選手のドラフトが行われます。ここで言うドラフトは日本のプロ野球で行われているようなアレです。

ここで重要なのは、指名の順番は最初から決まっており、おおよそ前年の順位が低いチームから指名権が得られるのです。厳密には上位の指名権を得るには抽選に勝つ必要があるのですが、この抽選も順位が低いチームが有利なものです。そして当たり前ですが上位の指名権を持ってるほど良質な選手を指名できる可能性が上がります。

そのため、今優勝を目指すのが無理だと判断したチームは端から優勝を目指すのをあきらめ、チームを弱くして若手を育てながら更なるスターの原石の加入を待つのです。

 

またトレードによって他のチームの指名権を獲得する事も出来ます、これが前述した一部のチームへの助けになる事があります。

例えば、優勝を目指しているチームCに年間25億貰ってる選手Rがいます。ですがRは怪我をして以来能力が落ちており、年棒に見合った活躍が出来ていません。

そんな時、チームDはちょうどタンクに走ろうかと考えており、同じように年間25億貰っているベテランのエースである選手Sがいるのですが、Sがいると勝ち過ぎちゃうので彼を放出して若手か指名権に交換したい考えていたとします。

ここでチームCとDで利害の一致が起きます。Cとしては使いにくいRに指名権を付けて放出する事で、強い選手Sに戦力アップさせることが出来ますし、Dとしては負けに行ってるのでSがRになっても平気で、代わりにいくつかの指名権が貰えるので未来に向けたガチャ権が増えます。

 

今の例は凄く単純化されたもので実際はもっと複雑に色んな要素が絡み合います。そして一部のNBAファンたちは推しのチームでどのようなトレードが起きると嬉しいかを選手の年棒と持ってる指名権とにらめっこしながら夜な夜な楽しんでいるのです。

ちなみにNBAのニュースを漁ってると八村塁がトレードされるんじゃないかみたいな飛ばし記事がしょっちゅう現れるのですが、これは彼の年棒が色んな意味でトレードに使いやすいからであり、大体勝手に言ってるだけです。

 

 

いかがだったでしょうか。こういった記事は初めてだったうえに前提的にテンションが安定せずに非常に難しかったです。

正直僕の楽しみ方は邪道寄りな部分もあるかとは思いますが、これを機にNBAについて勝たれる人が一人でも増えてくれると幸いです。

 

最後にこの記事を読んでNBAに興味を持ってくれた方がでどのチームから見ればいいか分からないという方向けに、簡易おススメチーム診断を最後に付けて置きますのでご利用ください。それではここまでお付き合いいただきありがとうございました。

 

 

今推すべきチーム診断

 

問1:あなたはどういうチーム及び選手を見たいですか?

 

A:歴史に残るレジェンド選手

B:今を時めく最強格のチーム

C:今後が楽しみな若いチーム

 

 

 

問2:どのレジェンド選手を見たいですか?

 

A:歴代最強とも呼ばれるおっさん

B:歴史を変えたスーパーシューター

C:現役最強の肉体を持つ怪物

D:ぽっちゃり系現役最強選手

 

 

 

問3:どのチームが見たいですか?

 

A:最強の一人が引っ張るチーム

B:最強のコンビが引っ張るチーム

C:最強のスタメンが引っ張るチーム

D:最強の若手達が引っ張るチーム

 

 

 

問4:どのコンビを見たいですか?

 

A:最強の大型エースコンビ

B:大型エース×スーパーシューター

C:スーパーガードコンビ

 

 

 

問5:どのチームが見たいですか?

 

A:とにかく若さと勢いがある今最強格のチーム

B:日本人も所属する悪ガキに引っ張られたチーム

C:規格外の怪物を往年の名手が支えるチーム

 

 

 

おススメチーム:ロサンゼルス・レイカーズ

レイカーズNBAで歴代2位の17回の優勝を誇る名門です。現在このチームでは歴代最高選手の一人とも言われ今年40歳を迎えるレブロン・ジェームズと、もう一人のスーパースターであるアンソニーデイビスの二人が支えるチームです。優勝候補と呼ぶには一歩足りませんが、それでも若手の成長次第では優勝争いに食い込む可能性のあるチームです。また、日本人選手である八村塁もバリバリにスタメンで出てるのでそういった点でもおススメです。

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おススメチーム:ゴールデンステイト・ウォリアーズ

ウォリアーズは近年で最も優勝回数の多いチームで、その立役者であるステフィンカリーは歴代でトップ10選手とも呼ばれるレジェンドです。現在チームは変革期を迎えており、カリーの長年の相棒だったクレイ・トンプソンを今年失いました。しかし、カリーはまだまだ健在で今でも理解不能な3ポイントを決め続けています。

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おススメチーム:ルウォーキー・バックス

バックスは2021年のNBAチャンピオンです。大都市では無い関係でスター選手が集まりにくいチームなのですが、当時ギリシャリーグでプレイしていたヤニス・アデトクンボを見つけ出してドラフト。その後は生え抜き選手として順調に成長し、2度のMVPに輝くスーパースターとなりました。昨年、王座奪還を目指したバックスはデイミアン・リラードというもう一人のスターを獲得。この二人を中心に優勝候補の一角として戦っています。

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おススメチーム:デンバー・ナゲッツ

ナゲッツは2023年のNBAチャンピオンです。このチームには現役最強の選手である二コラ・ヨキッチが在籍しています。NBA選手としてはちょっとぽっちゃり系な選手ですがその実力はまさに器用万能。センターでありながら現役でも最高クラスのパススキルを持ち、3ポイントも打てるという万能なアタッカーです。この4年間で3回のMVPに輝いており、今シーズンも現時点でMVP候補筆頭と呼ばれています。

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おススメチーム:ボストン・セルティックス

セルティクスは昨年度の覇者であり、NBA史上最多の18回の優勝を誇る名門です。その完成度は圧倒的で、エースのジェイソン・テイタムを中心にオールスターレベルの選手が5人揃った隙の無いスタメンが組まれています。しかも、スタメン5人全員の契約がまだしばらく残っており、今年も優勝候補筆頭でもしかすると数年間優勝候補として君臨し続けるかもしれません。

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おススメチーム:ダラス・マーベリックス

マーベリックスは昨年NBAファイナルまで進出したチームです。スロベニアの神童ルカ・ドンチッチをドラフトして以来、彼を中心としたチーム作りを進め、2年前のシーズン中にトレードで加入したカイリー・アービングと中心に強力なガードコンビとして昨年は快進撃を見せました。

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おススメチーム:オクラホマシティ・サンダー

サンダーは今最も若くて勢いがあるチームです。開幕時のチーム平均年齢は24歳3か月でこれはNBA30チームで最年少です。そんな若いチームですが、昨年のMVP候補にも輝いたシェイ・ギルジャス・アレクサンダーや昨年新人王候補にもなったチェット・ホルムグレンなど優秀な若手選手が多く、優勝候補の一角と呼べる強さを持ったチームです。

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おススメチーム:メンフィス・グリズリーズ

グリズリーズは若い選手が多いながらも確かな実力があるチームです。エースのジャ・モラントはトラブルの多い問題児*10ですが驚異的な身体能力の持ち主で、いくつもの派手なプレーを見せてくれます。またこのチームは日本人とも縁が深く、昨年までは渡邊雄太が在籍しており、今年からは河村勇輝が在籍しています。

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おススメチーム:サンアントニオ・スパーズ

スパーズは2000年代に何度も優勝している名門なのですが、ここ数年はチームを再建している最中です。そんな昨年、ドラフトでビクター・ウェンバンヤマ

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*1:チーム全体で1試合平均何本の3ポイントシュートが打たれたか

*2:NBAはレギュラーシーズンが82試合です。

*3:年間王者を決める試合で、MLBで言うところのワールドシリーズです。

*4:この戦術を取った2020年のヒューストン・ロケッツは最終的にセンターの身長が196cmでした。マイクロとは。

*5:選手に払える年棒の上限は決まっています。

*6:現在のルールでは契約年数の上限は5年です。

*7:この金額はおおよそ現在のNBAの最低保証年棒です。

*8:厳密には成立させ得る細かいルールがあったりもするのですがそこまで知りたい人は調べてください。そしてそのまま沼に落ちましょう。

*9:NBAではこの契約はルールとしてありません

*10:一昨年SNSで銃を出して出場停止になりました。