『狂気の道への導きを』 番外編:S4→S5 カード更新について

こんにちは、ますたーです。

本当なら今回は『びっぐごーれむ型』の記事になる予定だったのですが、先日のゲームマーケットで先行発売された『大洋航路』の中にクルルの修正カードが含まれていたので、そちらに関する記事を書いていこうと思います。

 

番外編:S4→S5 カード更新について

 

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今回の最新拡張で新規メガミ二柱とアナザーメガミ三柱が登場し、16枚の既存カードが更新されることとなりました。クルルとの組み合わせで影響があるカードも数多く存在しますが、今回は直接的に影響のある「いんだすとりあ」の修正について話していきます。

 

 

~修正前~

このカードにカードが封印されていないならば、あなたの手札から《付与》でないカードを1枚選び、そのカードをこのカードの下に表向きで封印してもよい。

あなたの追加札から「でゅーぷりぎあ」を山札の底に1枚置く(最大で合計3)

 

~修正後~

このカードがあなたのカードで、カードが封印されていないならば、手札または捨て札から《付与》でないカードを1枚選び、そのカードをこのカードの下に表向きで封印してもよい。

あなたの追加札から「でゅーぷりぎあ」を山札の底に1枚置く(最大で合計3)

 

 

前半の内容変更は、らすとりさーち・枢式周りの面倒事を回避するためだと推測され、特に影響はありません。

今回の重要ポイントは何といっても捨て札からカードを封印出来るようになった事でしょう。これにより、初巡にいんだすとりあにカードを埋めると埋めたカードを序盤に使えなくなる、という問題が緩和されます。これはクルル使いのとって非常にありがたい事でしょう。

クルル初心者向け記事で、埋めるカードの初巡使用は諦めろと言っていたどこかの誰かさん以外は

では実際問題、回すにあたってどのくらい影響があるのでしょうか?ちょうど前回までにいんだすとりあを使う二つのデッキを紹介したので、そちらを例に解説していきましょう。

 

 

『いんだすとりあ枢式』型の場合

 

基本的に何も変わりません。解説した通り回してください。

流石にこれだと雑過ぎますね、少し補足しましょう。そもそもこの型で増やす攻撃札の条件の中に、焦点距離となりやすい近間合で振りやすい攻撃、というのが条件にあったかと思います。では一巡目にそんな攻撃を振れるでしょうか?恐らくそんな間合には届いていないでしょう。むしろそこで余分なリソースを吐いたら、それこそ事故の原因になってしまいます。

ですので、この型を使う以上今回の更新はほとんど関係が無いと思っていて下さい。

 

 

『えれきてる』型の場合

 

先ほどとは一転して、こちらはかなり大きめの影響を受けています。というのも、先ほどの攻撃札と違い、えれきてるは機巧さえ揃えば1点分のダメージカードとして使用出来るからです。

しかしここで留意しなければならない事は、1巡目のえれきてるの機巧にいんだすとりあを含むことが出来ないという事です。通常この型においてえれきてるの機巧は、どれーんでびる(行対)・いんだすとりあ()の二枚がある関係上、後は行動と対応を出すだけで満たすことが出来ました。しかし、いんだすとりあを最初のえれきてるの機巧に使用出来ないとなると、余分に一枚分行動を使わなければならなくなります。特に行動/対応のカードの採用が少ないデッキは要注意で、第三回のおススメメガミの中だと通常サイネがこれにあたります。ですので、自由枠に意識的に行動札を多めに投入してみる事をおススメします。

また、1巡目のえれきてるを打つタイミングは3ターン目をおススメします。デッキによっては2ターン目に打つことも出来ますが、その場合ギリギリのリソースの中で動くことになるので、危険な盤面を作り出してしまう恐れがあります。3ターン目にもじゅるーを絡めながらえれきてるを使用し、そのリソースでいんだすとりあを使用してえれきてるを封印する、という動きをした方が安全でしょう。

 

 

という訳で、いんだすとりあの修正が与える影響について簡単に解説していきました。

総評として『えれきてる』型の強化ではあるものの、運用には工夫が必要なので、慣れるまでは当初記事に書いた通りの運用で良いでしょう。 

短めですが今回は以上となります。では次回お会いしましょう。

 

画像クレジット:ふるよにコモンズ/BakaFire,TOKIAME