【四月の君は馬鹿】痛いのは嫌なので後退力に極振りしてみました

どうも、お久しぶりです。気付けばもう四月一日ですね。

昨今の情勢の影響で大規模が延期となった影響からか、ここ数日で色んな人が様々な構築記事を書いていたので、折角なので自分でも何か有用な記事を書きたいなと思いました。

そこで今回、ふるよに電源版でも使える†とても有用な構築†を紹介していきたいと思います。その名も『痛いのは嫌なので後退力に極振りした薙銃』です。

 

※某防御力極振りアニメとは何の関係もありません。

 

 

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構築

見切り、圏域、衝音晶、シュート、ラピッドファイア、バックステップ、バックドラフト

音無砕氷、レッドバレッド、自由枠

 

一見すると、後退する事に重きを置きすぎて攻める事を放棄してしまったデッキにも見えます。最近始めた人の中には、似たような構築を組んで打点が出ずにただただ後ろで長い時を過ごして負けてしまったという人もいるんじゃないでしょうか。

しかし、そんなこのデッキも立ち回り次第で意外と勝てるデッキに早変わりします。という訳で立ち回りの解説に行きましょう。

 

 

1巡目

 

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最初の2ターンは宿しに専念します。大体1ターン目に1宿し、2ターン目に2宿しをそれぞれ手札で行います。ここでオーラ0になってしまいますが、一応音無砕氷を構えていますし、序盤なのでまあ大丈夫でしょう。

3ターン目ですが理想の手札はシュート、ラピッドファイア、衝音晶、バックドラフトor圏域です。この時点で相手が特別なアクションを起こしてこなければ恐らく自オーラ0・ダスト0の盤面が出来上がっているはずです。その場合まず衝音晶から動き始めます。この衝音晶は盤面に結晶が無ければ即破棄されるので、相手のオーラをこの時点で1つ剥がすことが出来ます。ここでオーラ4になった相手にシュートを打ちます。すると相手は裏のラピッドファイアなどを警戒してくれる為、結構な確率でライフ受けしてくれます。そしたらそのまま手札二枚残してしゃがんで大丈夫です。オーラ受けされたらラピッドファイアまで打ってから圏域で後退するのが良いでしょう。

 

 

2巡目以降

 

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ここからはひたすらレンジロックを主とした防御策を取り、攻めのチャンスを伺います。バックステップ・圏域の二枚が優秀な後退札であるうえ、見切り・衝音晶・音無砕氷の守りが地味に滅茶苦茶硬く、ついでに前者二枚は後退力までついてくるのでレンジロックを更に加速させます。

 

攻めのタイミングは手札にシュート、ラピッドファイア、バックドラフトが揃ったタイミングです。まず最初にシュートから入り、相手がライフ受けしてくれればそのまま適当にしゃがみます。しかし相手のオーラが5だった場合、オーラ受けしても裏のラピッドファイアをオーラで受けられる為、オーラ受けされる可能性は非常に高いです。そうしたら適当なカードを使用してからラピッドファイアを連火で使用します。恐らくここまでオーラで受けられ、ぴったりオーラ0となるでしょう。しかし、ここでライフが取れなくても悲観する事はありません。ここから必殺の†バックドラフト音無砕氷†をぶちかましてあげましょう。

 

攻守両面で音無砕氷を使いまくる関係上決闘中ほとんどの時間を八相状態で過ごす事になります。ですがやってみると分かりますが想像以上にダメージを受けません。これが後退力極振りの力です。

 

 

リーサル手段

 

ここまで聞いて最大の疑問となるのが、この構築で本当に10点削り切れるのか?という点でしょう。何を隠そうこのデッキにはマグナムカノンが入っていないのですから。

しかしこのデッキはマグナムカノンを使用しなくなった結果、従来のヒミカよりも多くフレアを使用する事が出来るようになっています。そしてこの組み合わせにはそのフレアを生かせるだけの大型切り札がいくつも存在しており、それが最後の切り札枠としてこのデッキを完成へと導いてくれます。

 

 

候補① 律動弧撃

 

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ここまでの挙動を考えた場合、直感的に一番思いつきそうな切り札はこれでしょう。実際シュート・ラピッドファイアと組み合わせれば最大3点を奪う事が出来るので、非常に有力な候補となります。一方でオーラ上限を瞬間的に増やせる相手に弱く、フレアが若干重い点もネックな為、採用率は実はそこまで高くありません。

 

 

候補② クリムゾンゼロ

 

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自由枠でダントツ一番のおススメカードです。散々後ろに下がっておきながらリーサル時に突然前に来る謎の生命体になれます。律動弧撃と違って軽減対応に強く、ステップ対応に対しても見切りで1距離に潜る事である程度ケアする事が出来ます。

 

 

候補③ 氷雨細音の果ての果て

 

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皆大好きロマン砲です。基本的に採用する事はありませんが、相手が果て果てに当たりそうな顔をしていたら入れても良いかもしれません。

 

 

 

いかがだったでしょうか。個人的にも基本セットの二柱からまさかこんな謎の生命体が今更生まれるとは思ってもみなかったのでびっくりしています。やはりこのゲームは最高ですね。

上記の理論は相手の妨害が無かった場合の動きなので実際の運用は中々シビアです。ですが非常に気持ち悪い挙動をするデッキなので、気になった方は是非試してください。

 

画像クレジット:ふるよにコモンズ/BakaFire,TOKIAME