『狂気の道への導きを』 第一回:科学者になる前に

どうも、ますたーです。今回は兼ねてから一部で要望のあった、クルルの使い方についての講座を開講しようと思います。

注意点ですがこちらの記事はクルルを初めて使う、もしくはほとんど使ったことが無くてどこから手を付けて良いのかわからないというミコトに向けた記事です。ゲームに慣れたミコトの方には少々内容が薄めのものになるかと思います。何を当たり前の事ばかり書いてるんだと思われるかもしれませんがご了承下さい。

また他のクルル使いの方からすると考え方の違いを感じる部分があるかとは思いますが、生暖かかく見守って下さい。

 

第一回:科学者になる前に

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第一回はクルルを初めて使うにあたって押さえておきたい基礎部分の話になります。

 

クルルと言うメガミですが、ユリナやオボロなどのビートメガミと決定的に違う部分があります。それは、動かし方を分かっていないと絶対に回せないという事です。上記のようなビートメガミは、一番強い動かし方が分からなかったとしても、攻撃を繰り返していれば勝手に勝てちゃったりします。しかし、クルルは闇雲に来たカードを使っても絶対に勝つことは出来ません。

 

そのためまず最初に基本的な型の動かし方を覚える必要があります。こうした基本的な動き方は、目で見て覚える事も出来なくは無いですが、実際に回して覚えるのが良いでしょう。クルルというメガミは他のメガミとは違い、ある程度一人回しで動きを把握する事が出来るのがメリットです。

 

また、最初に練習する時は動きに余裕のあるデッキが良いでしょう。ギリギリのリソースで動くデッキは、ちょっとしたズレで手札事故を起こしやすく、初めて回すには向いていません。また、デッキの運用についても極力運に左右されないような運用から始めるべきでしょう。

これらは非常に当たり前の事を言っているように見えますが、意外と出来ていない人が多いように感じます。ですので一つ一つ掘り下げて説明していきましょう。

 

 

動きに余裕を残す構築とは

 

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動きに余裕をもった構築とはどんなものでしょうか。一番わかりやすい方法は、デッキ内のやれる事を削り、予備の機巧となるカードを入れる方法です。例えばえれきてるを軸にするデッキを組んだ時、対応の枚数を削ってその分攻撃札を入れたらどうなるでしょう。確かにハマった時の破壊力は上がるでしょう。ですが恐らくそのデッキは僅かな事故で機巧は崩壊し、そのまま事故で負けてしまうか仕方なく振っていた攻撃札でよく分からないまま勝ってしまうかのどちらかの未来を辿るでしょう。

今あなたがやるべき事はクルルの基本的な動かし方を覚える事です。機巧事故の理由なんて慣れなければ本当の意味で理解出来ません。最初のうちはやりたいことを最小限に抑え、それでも余ったスペースに単独でも仕事しそうなカードを入れるのが得策です。

 

もう一つ簡単なアドバイスをするならば、慣れないうちは絶対にもじゅるーをデッキに入れましょう。よく行動の枚数が少ないからと言う理由でもじゅるーを抜く人がいます。ですがこのもじゅるーというカードは想像以上にリソースを生み出してくれます。特に最初のうちはリソースに余裕を持っていたほうが事故のリカバリーもしやすくなるので、このカードは必須カードだと思っておいて下さい。

 

 

運に左右されない運用とは

 

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この項は少し実戦的な動かし方の話になります。また、これから説明する内容はクルルの動きを最初に覚えるにあたって意識すべきことです。慣れてきたらこの後の動きから外れた行動をすることも増えますが、基本の動かし方を覚えたい段階ではとりあえずその通りやってみる事を推奨します。

 

まず全てのデッキで使える動きですが、次の巡目で使用したいカードは使用せずに再構成時に手札に残しとくという動きです。例えば機巧を揃える上でキモになるカードを無駄に使ってしまった場合、次巡ですぐに引き直せれば問題無いですが山の底に沈んでしまった場合、その巡目はほぼ機能不全に陥ってしまいます。もっとも、そのリスクを背負ってでも攻める場面というのも存在はするので、そこは練習して慣れていくしかないでしょう。

 

次に計画のキモとなる動きは早めに完了させておくという事です。一番わかりやすい例はいんだすとりあでしょう。いんだすとりあはデッキ内の特定のカードを増やしてくれるカードですが、増やすカードを手札から封印する必要がある関係上、一巡目にカードを封印する場合はそのカードの使用はほぼ不可能です。これを嫌って封印のタイミングを二巡目以降にする動きも確かに存在しますが、慣れないうちにこれをやろうとするとほぼ間違いなく手札事故を起こします。序盤はしっかりと準備に徹し、二巡目以降に滞りなく動くことを目指すのが賢明でしょう。

 

 

クルルの基本的な型

 

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ではこれらに留意しながら実際にクルルの基本を学んでいく訳ですが、クルルを学ぶにあたって覚えるべき基本的な型が3つあると個人的には思っています。

えれきてる型いんだすとりあ枢式型びっぐごーれむ型3つです。

クルルは組合せによって様々な型があり、様々な凄い動きが発生します。クルルに憧れた人の中にはそんな凄まじい動きを自分も使いこなしたい!と思って使い始めた人も多いんじゃないでしょうか。

勿論そういった動きを最初に覚えるのも楽しみ方の一つです。ですが最初覚えたその動きは恐らく他のクルルの動きに応用が効かず、それ以上発展しない可能性が高いです。

というよりもそれでそのまま他のクルルまで使えるようになる人は、こんな記事読まなくてもちゃんと悪の科学者適正が高いので安心してください。

この記事を読んでいる方の多くは段階を踏んでクルルについて学びたい方だと思います。ですのでまずは上記の3つを順番に学んでいく事をおススメします。

 

 

少し長くなってしまったので第一回はここまでとします。次回第二回からは前述の3つの型を順番に解説していきたいと思います。

 

では次回の記事でまたお会いしましょう。

 

画像クレジット:ふるよにコモンズ/BakaFire,TOKIAME